「社会貢献って楽しそうだな」という空間を作りたい|岡本舞子さん2016/06/30

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岡本舞子さん

 

 

「しぇあわせ」登録団体を訪問し、寄付先プロジェクト設立の背景や今後の展望などを紹介するレポート企画第7回。今回は、宮城県石巻市の復興複合施設「ロングビーチハウス」プロジェクトを運営する「NPO法人 オンザロード」。インドに学校を作る海外支援にも力を入れている同NPOの副理事を務める岡本舞子さんに、これまでの活動と今後の展望についてお話を伺いました。

 

 

——「ロングビーチハウス」の活動を始めたきっかけは?

 

 

 

 オンザロードは、もともと海外の教育支援活動を行っている団体で、2008年6月にインドで「マザーベイビースクール」をオープンしてから、私は現地に3年間駐在して学校の運営に携わっていました。2011年3月に帰国したのですが、その3、4日後くらいに東日本大震災が起きて…、「自分たちでできることをやっていこう」という思いのもと、ボランティアを中心とした復興支援を始めたのが、活動の始まりです。

 

 震災直後は、石巻市にボランティアを受け入れる体制が整っていなかったので、隣の大崎市にキャンプヴィレッジを作り、そこを拠点に約半年間、泥かきから炊き出しなどのボランティア活動をしていました。秋頃から、被災された方が避難所から仮設住宅へ移るようになり、慣れない場所での生活を余儀なくされ、住民の方の精神的ストレスが次第に溜まっていく中、今度はソフト面のケアをさせていただくようになりました。

 

 

 

 

 

 住民の方の声をヒアリングすると、地域のコミュニティが崩壊し、人がいなくなる寂しさや知らない人に囲まれて生活するストレスが大きいということが分かりました。そういった背景から、地域のコミュニティをもう一度再生できるような場所、東北の魅力を伝えていける場所、県外の方とも交流できる場所を作ろうということで「ロングビーチハウス」の建設プロジェクトの企画が立ち上がりました。

 

 

 

人と人が自然とつながる“心の拠り所”であり続ける

 

——「ロングビーチハウス」プロジェクトとは、具体的にどのようなものなのでしょうか?

 

 復興のシンボルとなるような復興複合施設「ロングビーチハウス」を建設するにあたり、まずは場所探しから始まり、復興に関する情報発信を続けました。そして、学校法人による資金のオフィシャルサポート、企業のスポンサー、個人の方々の寄付、クラウドファンディングなどで資金を集め、2015年に復興複合施設「ロングビーチハウス」がオープンしました。

 

 

 

 

 

 現在は、地元の海産物を使ったスペイン料理を提供するレストラン、宿泊施設の少ない石巻市で快適に過ごすことができるゲストハウス、地域の方や遠方から来た方が交流できるイベントの3つの事業をメインに「ロングビーチハウス」の運営を進めています。また、石巻市のコミュニティを再生する目的もありましたので、イベントには特に力を入れており、トークライブ、DJイベント、ヨガなど、さまざまな種類のイベントやワークショップなどを1年に20回くらい実施しています。

 

——活動を通して、幸せを感じられたことはありますか?

 

 東北の方々は、シャイであまり気持ちを表さない方が多いので、ボランティアで私たちが入ると最初は見ているだけの人も多かったのですが、ちょっとずつ心を開いてくださる過程は幸せを感じましたね。例えば、マッサージをしただけでも、泣いて喜ばれたり…。全国各地、海外からたくさんの方がボランティアに来てるということが嬉しかったようで、差し入れやお手紙など、私たちがサポートした以上に、ありがとうの気持ちを返してくださることが多かったです。

 

 また、「ロングビーチハウス」では、「イベントで交流することが今までなかったので集まれる場所ができてよかった」「継続して開催されるイベントがあって、気軽に交流できる場所があるのは嬉しい」という声をいただき、これからも、地域の人にとって気軽に遊びに行ける場所、心の拠り所となる場所であり続けられるよう、継続してイベントを行い、プロジェクトを進めていきたいと思っています。

 

 

 

 

 

 

 

いかに人を巻き込み、“愛される空間”を作っていくか

 

——今後の課題や展望を教えてください。

 

 「ロングビーチハウス」は、まだ地域のコミュニティを再生するまでには至っていないのですが、地元の人をプロジェクトに巻き込んで行くことが大切だと思っています。外部の人間が自分本意にプロジェクトを動かすのではなく、地元の方の声をいかに反映して愛される空間を作っていくかが、今後、私たちの課題だと思っています。

 

 

 

 

 現在、東京の下北沢に、飲食することで海外支援ができる「Cafe&Bar Ethical(カフェ&バー エシカル)」というカフェを建設中です。NPOというとどんな活動をしているのか疑問に思う人も多いのが現状で…。石巻市の「ロングビーチハウス」のように、東京でもみんなが集まれる場所を作り、インドに学校を作る海外支援のレポートをはじめ、NPOの活動を知っていただき、その楽しさを発信していこうと考えています。

 

——しぇあわせユーザーへのメッセージをお願いします!

 

 今まで、数え切れないほどたくさんのボランティアの方々に協力いただき、その方たちのおかげで、いろいろなプロジェクトが現実のものとなりました。これからも、一人でも多くの方に、社会貢献に興味を持っていただき、楽しみながらサポートの輪が広がればいいなと思っています。「人もつながり、支援もつながる」、「カフェ&バー エシカル」も「ロングビーチハウス」もそんな場所を目指しています。まずは一度、遊びにいらしてください!

 

 

 

 

INFORMATION


 

岡本舞子


訪れた国は約40カ国に及ぶ。ボランティア内容として、カンボジアでのエイズ・孤児・教育問題支援、タイのエイズ患者看護や、また、津波による復旧支援、インド・コルカタのマザーハウスの重度身体知的障害児施設にて介護、インド・ポンディーチェリーの孤児院にて孤児の世話、ネパール・ポカラの孤児院訪など。 2008年「マザーベイビースクール」の建設と開校を経て、NPO法人オンザロードを発足。その後2年半、現地駐在員責任者として学校とゲストハウスの運営を行う。現在は、NPO法人オンザロードの副理事・事務局長として日本国内でのファンドレイジング・広報活動を行っている。

 

▼ NPO法人オンザロード:https://otr.or.jp/

▼ Cafe&Bar Ethical:fb.com/CafeBar-Ethicalエシカル-195861830771079/

 

 

 

 

【寄付先レポート バックナンバー】

 

▼ 人も生きものも、みんなで暮らせる地球に|木下さとみさん

 

▼ 病気に対してフラットに関われる世の中を作りたい|千葉直紀さん

 

▼ 青臭くても、子どもたちを笑顔にしたい!|佐藤シュンスケさん

 

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