【しあわせHACK】王子さまは知っていた、一番大切な6つのこと2015/12/14

LINEで送る
このエントリーをはてなブックマークに追加
IYV4vOH9zexoApAvcqKHBKjT9cRmfQbB2LLdC9akeRBs3wA1lngeBHYmA1XF

星の王子さま(発行/新潮文庫 サン=テグジュペリ/著 河野万里子/訳)

 

 出版から70年以上にも渡り、子どもから大人までに愛されてきた名作文学「星の王子さま」。優しいトーンの挿絵と、子どもにも分かるような言い回しで語られる物語ですが、子ども向けの絵本だと思うと大間違い。作品の随所に、大人たちが心の奥深くに隠してフタをしてきた「何か」に強く訴えかけるメッセージが潜んでいます。

 

 今回は、星々を旅する王子さまが出会った大人たちや、体験したエピソードから、生きるために本当に大切にすべきことを教えてくれるセリフをご紹介します。

 

 

星の王子さまが教えてくれる、生きるために大切にすべき6つのこと

 

 星の王子さまが宇宙を旅して回り、色んな星で出会った大人たち。それは、それぞれが小さな星にたった一人しかいないというのに、王として君臨したり、大物を気取ったり、星を支配したりする人々でした。王子さまは、そんな彼らと出会って別れては、<おとなってやっぱり変だ>と感じるのでした。

 

 

“人にはそれぞれ、その人ができることを求めなくてはならん”

 

 これは、王子さまがとある星で出会った、絶対君主の王さまの言葉。自分に逆らう者がいることを許さないのに、無理強いはしないという温厚な性格のため、命令はするけれど「従える命令」に留めておく、という不思議なスタンス。統治する力はないけれど、逆らわれるのは我慢ならない、なんて、どこか矛盾していますね。強すぎる自尊心を捨てれば友だちも失わずに済んだのに、「行くな」という命令を振り切り、飛び立つ王子さまを止めることはできませんでした。

 

 

“火山にとっても花にとっても、僕が持ち主で、役に立っていた。でもあなたは、星の役には立っていない……”

 

 こちらは、すべての星を管理している、と思い込んでいる実業家が住む「実業家の星」での王子さまの一言。星はだれのものでもない、それなら自分のもの、という持論から、星を管理することに囚われている実業家。王子さまは、掃除や草抜きなどの手入れをして文字通り自分の星を「管理」していたため、管理者としてふさわしくない実業家の実態を指摘し、口をつぐませたのでした。

 

 

“もしきみがぼくをなつかせたら、ぼくらは互いに、なくてはならない存在になる。”

 

 旅の最後に訪れた地球で、王子さまが出会ったキツネは、とても重要なことをいくつも教えてくれます。遊ぼうと言う王子さまに対し、「なついていないから」と最初は拒否するキツネ。でも、絆を深めれば、互いに唯一の存在になるとも教え、2人は大切な友だちになるのでした。

 

 

“なつかせたもの、絆を結んだものには、永遠に責任をもつんだ。”

 

 キツネは王子さまになつきましたが、この言葉は自分のために言ったものではありません。王子さまが旅をするきっかけになった原因と、それに向き合うための心構えを教えるキツネ。王子さまがかつて、自分の星で愛してやまなかった1本のバラは、王子さまとバラが互いになつき、絆を深めたからこそ愛しあったことを思い出させるのでした。

 

 

“ことばじゃなくて、してくれたことで、あの花を見るべきだった。”

 

 バラはわがままを言って王子さまを困らせましたが、王子さまが好きになったバラは、わがままなバラではなく、いい香りで星いっぱいを満たしてくれたバラだったから。星を明るくしてくれたバラだったから。そのことを忘れてしまっていたことに気づいた王子さまは、遠く離れた地球でなすすべもなく、深く反省することしかできません。

 

 

“いちばんたいせつなことは、目に見えない”

 

 心の目でものを見ることの大切さを、静かに教えるキツネ。王子さまは、バラを愛し抜くことができなかった自分を振り返り、バラとの間に築いた絆と責任を深く受け止め、心に刻むのでした。

 

 

 作者のサン・テグジュペリは、本当に大切なものを理解してくれる人が読むのなら、物語の書き出しは、下記のように始めたかったと語っています。私たちも、不必要な「大人の鎧」を脱ぎ捨てたなら、この物語が何を伝えようとしているかを素直に受け止めることができるかもしれませんね。

 

 

“むかしむかし、小さな王子さまがいた。王子さまは、自分よりわずかに大きいだけの星に住んでいた。そうして、友だちがほしかった”

 

 

星の王子さま(発行/新潮文庫 サン=テグジュペリ/著 河野万里子/訳)

 

 

シェア する 幸せ で “しぇあわせ”
SHARE + SHIAWASE = SHAREWASE

 

しあわせならシェアしよう! http://sharewase.jp/

 

 

▼ 【しあわせHACK】水木しげるさんが残した「幸福の七カ条」

 

▼ 【しあわせHACK】短気は損気!怒りとうまく付き合う心がけ5つ

 

最新のしあわせニュースを読む

LINEで送る
このエントリーをはてなブックマークに追加

シェアしたユーザー

書く